【K/36.20167.1.7】余命1年のスタリオン(石田衣良)

文藝春秋・2013.5.15

 

芸能界でもトップの方にいる当馬が

ガンで余命宣告されてからの生き方。

 

登場人物が多く、リアルな感じのする雰囲気でした。

 

最近、意識しようとしていることの中に、

「人生を生まれてから死ぬまで、そこから今を俯瞰してみること」

というものがあります。

 

死ぬときを何歳とか設定しているわけではないけれど、

全然意識しないのと、少しでも意識するのでは

今の捉え方がだいぶ変わってくるな、と感じています。

 

当馬が「死」を、しかも確実で遠くない「死」を知った時、彼が欲したのは自分が生きてきた証。

 

漠然としたものでは無く、

生きている世界に自分とつながる何かを残したいと思う。

 

 

この本がわたしに考えさせたのは、

今3人目の子供を宿している自分がいるという事。

 

3回目と言えども、

どんどんお腹の中で育っていく子供を見ると、

嫌でも「生」と「死」を考えています。

 

3人の子供を産む事が出来たら、

何か1つ人生で達成した様な気がしていて。

育てることの方が大変だし長い道のりなんだけど、

そこはもうわたし自身の成長と共にだから、

産みきったからには、

何か次のステージへ上がりたい欲求が

フツフツと今湧き上がっているのを感じているんです。

 

 

そんな、こう冷静に奮い立たせる様な本でした。